占いは本当に当たらないのか?ジョハリの窓で考察する。

時々、「占ってもらったけど、あんまり当たってなかった。」という言葉を聞きます。
そう思ったことありますか?

皆さんは、自分のことは全てよくわかっているから、当たっているかどうかちゃんと分かるからと思っていたりいませんか?
確かに、世界中で一番自分のことを分かっているのは自分だけかもしれません。

そこで、もう少し考えてみましょう。

あなたのことをよく知っている友人から「あなたは、○○だよね。」と言われて、『そうかな?』と思ったことはありませんか?もしくは『そんなことないけどなあ。』とか。

そうすると、自分で気が付いていないだけで、自分の知らない部分もあるのではないでしょうか?
『そんなことは100%ない』と言い切れないのではないでしょうか。

ご存知の方もいるかもしれませんが、自己理解の領域を4つに分けて考察する「ジョハリの窓」と言うのがあります。

コミュニケーションの促進や能力開発、キャリアカウンセリングの一環で、自分への理解を深めるためのツールとして活用されている心理学モデルです。

ジョハリの窓の4つの領域は「窓」と言われており、次の通りです。

  • 開放の窓:自分は分かっていて、他人も分かっている自分
  • 秘密の窓:自分はわかっているが他人は分かっていない自分
  • 盲点の窓:自分は分かっていないが、他人は知っている自分
  • 未知の窓:自分も他人も知らない自分
自分に分かっている自分にはわかっていない
他人に分かっている開放の窓
「公開された自己」
盲点の窓
「自分は知らないが、
他人が知っている自己」

他人には分かっていない
秘密の窓
「隠された自己」
未知の窓
「誰からもまだ知られていない自己」
ジョハリの窓

図を見ると、4つの窓がほぼ均等になっていますが、どの程度分かっているか、もしくは分かっていないかによって、窓の大きさが変わってきます。
そして、実際には、どの窓が大きくてどの窓が小さいのか分かりません。
ですので、もしかしたら自分にはわかっていないものはたくさんあるかもしれないし、ほとんどないかもしれません。

能力開発の講座では、「自分に分かっている部分をもっと広げていきましょう。」などと言ったりします。
自己理解を進めていくためです。

そして、自己理解が進むと、自分には分かっていない部分が小さくなることはお分かりかと思います。

さて、占いで盲点の窓や未知の窓を言われた場合、『当たっていない』と思ってしまうと思いませんか?
特に未知の窓を言われた場合、周りからも「そんなことないと思うよ。」と言われ、やっぱり当たらないとなってしまうわけです。

もちろん、当たらない占いもありますが、きちんと占っていけば、自分でも気が付かなかった自分を発見することができます。

『こんな才能があったんだ。』
『こんな能力があったなんて気が付かなかった』

こんな考え方をすると、もっと豊かな自分になれると思いませんか?
それでも、占いは当たっていないと思うかもしれないけれど。

自分を豊かにするための1つのツールと思って、取り入れてみてはいかがでしょうか?


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